施設紹介
山梨育種農場
本育種農場は1973年「八ヶ岳農場メリクロン研究所」として開設し、その後、名称を「山梨育種農場」として現在に至ります。 弊社において最も歴史のある事業所が、この研究農場であり、開設当初より企業理念である「オンリーワン」商品の開発を積極的に行ってまいりました。 その開発品目は多岐に及び、デルフィニウム・アスター・スターチス・カスミソウ・ユーストマなどの切り花品目を始め、パンジー・ビオラなどの鉢物・花壇向け品目、さらには、イチゴ・サツマイモなどの栄養野菜品目など、ミヨシグループ各社の品目の開発をしております。 また、弊社のアイデンティティー(Identity)でもある組織培養技術の研究開発・植物病理研究も本センターにて行われております。
育種開発部門
クローン増殖は、古くから宿根草植物において挿木、株分け、接木により利用されてきました。
現在では、培養液(培地)を入れたフラスコなどの器具内で、無菌的に増殖する技術(組織培養法)が利用されています。
組織培養法により作られた苗は、生育が均一、旺盛、秀品率が高いなど高品質な切り花を生産することができます。
培養生産部
弊社は他企業に先駆けて組織培養法を導入、ウィルスフリー苗の大量増殖に成功により、この分野のトップを築いてきました。中でもカスミソウは1975年、当社が日本で初めて組織培養苗の生産販売に成功しています。現在は、カスミソウをはじめ、リモニューム、イチゴ、ワサビなど多品目を組織培養技術を駆使し生産販売を行っています。また、組織培養苗は国内だけでなく、Taiwan Flora Biotechnology、(株)アリスタライフサイエンス、KNOWN-YOU SEED CO.,LTDとの合弁会社である新高生物科学股分有限公司(Grand Biotechnology Co.,Ltd.台湾)など海外でも大量生産、販売を行っています。
組織培養によるクローン増殖(組織培養法)
クローン増殖は、古くから宿根草植物において挿木、株分け、接木により利用されてきました。
現在では、培養液(培地)を入れたフラスコなどの器具内で、無菌的に増殖する技術(組織培養法)が利用されています。
組織培養法により作られた苗は、生育が均一、旺盛、秀品率が高いなど高品質な切り花を生産することができます。
現在では、培養液(培地)を入れたフラスコなどの器具内で、無菌的に増殖する技術(組織培養法)が利用されています。
組織培養法により作られた苗は、生育が均一、旺盛、秀品率が高いなど高品質な切り花を生産することができます。
ウィルスフリー苗
動物は免疫によってウィルスを取り除く力を持っていますが、植物にはその力が備わっていません。このため、一度ウィルスに感染するとウィルスから逃れることができません。球根や挿し木などによって増やす植物にとってウィルスは大きな問題となっています。
そこで、ウィルスに感染していない生長点(後に芽となる部位)を切り取り、組織培養法によって苗を作る技術(ウィルスフリー化)が利用されています。ウィルスフリー苗は、生育が旺盛、花の色が鮮やかなど高品質の切り花を生産することができます。
そこで、ウィルスに感染していない生長点(後に芽となる部位)を切り取り、組織培養法によって苗を作る技術(ウィルスフリー化)が利用されています。ウィルスフリー苗は、生育が旺盛、花の色が鮮やかなど高品質の切り花を生産することができます。
生産農場
弊社の実生プラグ苗の生産は、グループ会社の株式会社エム・アンド・ビー・フローラ生産部が行っています。エム・アンド・ビー・フローラ生産部は、日本で始めてプラグ苗生産を行った、株式会社ティ・エム・ボール研究所が前身で、千葉・長野・大分の3ヶ所の生産農場で生産しています。ミヨシは1986年当初から、株式会社ティ・エム・ボール研究所と提携してプラグ苗の販売を行っており、グループの一員となった今は、より緊密な連携で、高品質なプラグ苗を生産販売してまいります。